2013年3月25日月曜日

改良点・その1


   年末年始かけて㈱MIRAIの岸本代表と来年のマシンの打合せをしました。
   そして予算や時間を考慮しTT零13はTT零12のバージョンアップでいく事に決定。
   進化改良点を検討する中、最も重要な課題はモーターの冷却性能向上でした。

   TT零11はモーターの出力が低く側面に走行風を当てるだけで完走できましたが、
   TT零12は高出力のモーターなので中心に風を送り側面から排出する方式に変更。
   しかしモーターのパワーに冷却性能が追いつかずリタイヤという結果になりました。

   それならばTT零13はどうするか?

   結論は、モーターを冷却ダクトで全て囲い走行風を前から押し込んで後ろから出す!
   という単純かつ明瞭な形状で冷却性能を向上させる作戦です。
   今度はうまく機能してくれれば良いのですが・・・

   冷却ダクトのマスターモデルは㈱新日本創研、
   粉末造形の白い部品は㈱エム・エス・ケーが製作しました。
   設計とCFRP部品は弊社が担当しています。