2015年6月12日金曜日

シェイクダウン


   本日は茨城県に在るJARI(日本自動車研究所)の城里テストセンターで、
   ㈱モビテックのボンネビルチャレンジマシンEV-01の初走行が行われました。
   協力会社も立ち合わせていただけるとのことで弊社から社長と自分と工場長、
   そして未来輪業の黒川デザイナーと一緒に行ってきました。


   心配していた雨は道中は止んできていましたが現地ではまだ降り続いています。




   待機中の関係者。フレームを製作した㈱エム・エス・ケーの藤田氏も来ていますね。




   その合間にポジション合わせするマルマス・モターサイクルラウンジの水谷氏。
   着ているのは㈱クシタニが製作したボンネビル仕様の特注レーシングスーツ。




   本邦初公開?モーターは左右のリアアクスルに2機掛けで搭載されています。




   小雨になってきました。




   まだ路面が濡れていますが乾くまでは期待できないので走行テストを敢行します。




   車重が400kgも有りますからマシンを移動させるのも一苦労ですね。




   EV-01のシェイクダウン開始です!




   音も無くスルスルとスタートしました!




   初走行の往路は様子見ですね。
   もちろん水谷氏はモーターの特性やマシンの挙動をチェックしています。




   復路はややスピードを上げて戻ってきました。水谷氏の搭乗レポートはコチラ




   ボンネビルチャレンジの中心人物、モビテックの田井中氏。
   彼の情熱と理性がこのプロジェクトの原動力になっていると言っても過言ではない。




   次の走行に備えて各部の点検やデーターのチェックをするモビテックスタッフ。
   自分と黒川氏は水滴の跡で空気の流れを確認します。




   コースは午前中までしか使用できないので時間的にこの往復がラストになります。
   水谷氏の搭乗レポートその2はコチラ。走行動画はコチラ




   一先ず走行可能な状態に組み上がったEV-01
   弊社的にはフロントフェンダーの製作とボディカウルの改造が残っています。
   その後は㈲ラマニーズで塗装して㈲カラーフォースがステッカーの施工します。




   とにかく取り回しは大変です。




   EV-01のシェイクダウンは無事終了しました。
   モビテックの皆さま、関係各位の皆さま、本当にお疲れさまでした!
   そして応援して頂いてる皆さま、本当に有難うございます!




   帰りは千葉のガルクラフトに寄り道していきます。




   25年前のガルクラフトの作場氏との出会いが未来輪業の黒川氏との出会いを生み、
   それがMIRAIの岸本氏と繋がり、やがてモビテックの田井中氏と繋がっていく。
   人生に何ひとつ無駄は出会いはない。ということなんですね。